肉のランクは2つの指標で決まります。一つは歩留(ぶど)まり等級。1頭の牛から取れる
肉の量を表すものです。
ABCの3段階で評価し、多くの肉が取れるほど良いとされています。
もう一つが肉質等級。「脂肪交雑」、「肉の色沢」、「肉のしまりときめ」、「脂肪の色沢
と質」の4項目で評価されます。「脂肪交雑」は霜降りの度合い、「肉の色沢」は肉の色
と光沢、「肉のしまりときめ」「脂肪の色沢と質」は見た目を基準に判断されます。
これらを総合して1から5までの5段階で評価。
全部で15段階のランクがあり、A5ランクが最高級の品質と格付けられます。
当店では贈答用はA5ランク、自宅用もAランクのみ取り扱っています!
等級だけが味を決めるわけではありません。料理の用途に合った肉を選び、さばくのが
一番です。一口に肉をさばくと言っても、ステーキカット、ソテーカット、ダイスカットなど
様々な種類があります。
また、同じA5ランクでも産地により肉質に違いがあります。当店では用途に合った産地の
肉を選び、さばきますので、最高の形で味わうことが出来ます。
鮮度が落ちればいくら等級が良くても本来の等級ランクで販売することは出来ません。
加工責任者はこの道27年。十分な知識と経験を活かし、温度管理、湿度管理、
衛生管理、保管管理に細心の注意を払っています。
肉は魚と違って熟成させた方が美味しいため、枝肉で一定期間置いてから作業に
入ります。精肉からお客様にお届けするまでをいかに早くするかが鮮度の決め手です。
当店ではご注文いただいてからお客様に届くまでの時間をトータルに考慮。
鮮度を保ったままお客様にお届けしています。
※現在の宅配便事情により冷凍でお送りしております。
食べる30分前に冷蔵庫から出しておくのがオススメです。
加熱時に均一に火が回りやすくなりますよ。
季節ごとに具合を変えるのもすき焼きの楽しいところ。
春はたけのこ、夏はなす、秋はまいたけ、冬はかぶがよく合います。日本酒を少し加えることで、味がしまって旨みを引き出してくれます。
夏はひんやりした冷しゃぶが美味しい!ヘルシーなので肉がパサパサにならないコツは3つ。
「脂身の少ない赤身を選ぶ」「低温でひっくり火を通す」「氷水でなく常温の水で冷やす」です。
茹でるときに酒と砂糖を加えるとしっとり感がUPしますよ。
ご馳走といえば焼き肉ですよね。
春は歓送迎会、夏はキャンプ、秋はバーベキュー、冬は忘年会など、季節のイベントに欠かせないと思います。
お店で楽しむのもいいですが、家族やお友達とリラックスしながら食べるのもいいものです。
焼く前の「もみだれ」は甘め、食べるときにつける「つけだれ」はさっぱりしたものを選ぶのが美味しく食べるコツです。